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ヨガを週2回しているのに運動不足?|2.5メッツのヨガが足りない理由を解説

2025.05.10 | Category: ストレッチ,ダイエット,健康

「週に2回、1時間ずつヨガをしているのに、なぜか運動不足といわれる…」
そんな疑問を感じたことはありませんか?
実はその理由には、[「メッツ(METs)」と「運動基準」]が深く関わっています。

今回は、2.5メッツのヨガを週2回1時間ずつ行っても運動不足とされる根拠をわかりやすく解説します。


■ そもそも「メッツ(METs)」って何?

「メッツ(METs)」とは、身体活動の強度を示す単位です。

  • 1メッツ:安静にしている状態

  • 3メッツ以上:中強度の運動(早歩きや軽いジョギングなど)

  • 6メッツ以上:高強度の運動(ランニングやサーキットトレーニングなど)

ヨガの中でもリラックス系やストレッチ中心のものは、一般的に2.3~2.5メッツ程度とされています。


■ 厚生労働省が推奨する「運動基準」とは?

日本の成人向けの健康基準では、以下のような身体活動量が推奨されています。

▶ 健康づくりのための身体活動基準(厚生労働省・2013年)

  • 中強度以上(3メッツ以上)の運動を週150分以上

  • または 1週間あたり450メッツ・分以上

▶ WHO(世界保健機関)の身体活動ガイドライン(18〜64歳対象)

  • 中強度運動:週150〜300分以上

  • または 高強度運動:週75〜150分以上

  • 加えて、週2回以上の筋トレも推奨


■ 2.5メッツのヨガではなぜ足りないの?

例えば、あなたが週に2回、1時間ずつヨガ(2.5メッツ)を行っているとします。

▼ このときの身体活動量を計算すると:

  • 2.5メッツ × 60分 × 2回 = 300メッツ・分/週

ところが、厚生労働省やWHOが推奨する中強度の基準は450メッツ・分/週以上

つまり、150メッツ・分不足しており、基準未満=運動不足と判断されるのです。


■ どんなヨガなら運動不足解消につながる?

すべてのヨガが「運動不足解消」に効果がないわけではありません。
以下のような強度の高いヨガを取り入れることで、基準に近づけることが可能です。

  • パワーヨガ:3〜4メッツ

  • アシュタンガヨガ:4メッツ前後

  • ホットヨガ:3〜5メッツ

これらのヨガは中強度の活動として認められる可能性が高いため、頻度や時間を工夫すれば、運動不足の解消に役立ちます。


■ ヨガ+αの活動を取り入れてバランスを!

「週2回のヨガでは足りない」と落ち込む必要はありません。
以下のように、日常のちょっとした工夫で運動量は簡単に補えます。

  • 1日30分の早歩きを追加

  • 自転車通勤・通学に切り替える

  • 階段を積極的に使う

  • 簡単な自重筋トレ(スクワット・プランクなど)を週2回行う


■ まとめ|ヨガだけに頼らず「全体の運動量」で判断しよう

2.5メッツのヨガを週2回(合計2時間)では、中強度の運動基準を満たしていないため、運動不足とされる可能性がある。

とはいえ、ヨガは柔軟性やストレス軽減にとても有効です。
大切なのは、「ヨガだけでなく、中強度以上の運動や筋トレもバランスよく組み合わせること」です。

健康的なライフスタイルを目指すなら、**“ヨガ+日常の運動習慣”**を意識して、運動不足を防ぎましょう!