Blog記事一覧 > スタビライゼーショントレーニング,ストレッチ,パフォーマンスアップ,体幹,健康,競技ダンス > 競技ダンス向け|2カ月心肺トレーニングメニュー(週4〜5回)
競技ダンス向け|2カ月心肺トレーニングメニュー(週4〜5回)
🔁 トレーニング構成概要
種類 | 頻度 | 目的 |
---|---|---|
HIIT(高強度インターバル) | 週2回 | 心拍数の上限強化・乳酸耐性 |
テンポ走 or ダンステンポ反復 | 週1回 | 試合のテンポに近い持久力強化 |
LSD(Long Slow Distance) | 週1回 | 心肺の土台作り・回復力 |
ダンストレーニング + 技術練習 | 週2〜3回 | 実戦適応 + 技術との融合 |
レスト(休養日) | 週1〜2回 | 回復と超回復 |
📅 週間例スケジュール(例:週5回トレーニング)
曜日 | メニュー |
---|---|
月 | HIIT(サーキット形式 or エアロバイク)+ストレッチ |
火 | テンポ走(例:200m×5本 or 2分×5セット) |
水 | 休養 or 技術練習 |
木 | LSD(45〜60分の軽ジョギングやバイク) |
金 | ダンストレーニング(試合形式で数セット) |
土 | HIIT(シャトルラン or 踊りながらインターバル) |
日 | 休養 or ストレッチ・補強トレ |
🧩 各メニュー詳細
✅ HIIT(高強度インターバルトレーニング)【週2】
-
例①:20秒全力 → 40秒休憩 × 8セット(バーピー・ジャンプ・スプリントなど)
-
例②:ダンス基礎ムーブ全力30秒 → 休憩30秒 × 5〜6分間
試合時の心拍変化に似せて「急上昇 → 回復」を繰り返す
✅ テンポ走(Tempo or Threshold Run)【週1】
-
例:時速8〜10km(人により調整)で15〜20分持続
-
または、200m×5本を一定ペース(LT域)で
「キツいけど続けられる」強度で、乳酸耐性アップ
✅ LSD(ロングスローディスタンス)【週1】
-
軽いジョギング or バイク 45〜60分(心拍数最大の60〜70%程度)
有酸素ベースの構築と、心臓の拍出効率アップ
✅ ダンステンポ・実戦形式トレーニング【週2〜3】
-
例:ワルツorルンバを「試合形式×4セット」など
-
試合での1種目あたり1分半〜2分を基準に
-
セット間:30秒〜1分休憩で反復
実戦的な心肺・筋持久力を養う。これが最も効果的な「競技特化型」心肺トレ。
🔄 1カ月経過後のアレンジ(強化フェーズ)
2カ月目に入ったら以下のように負荷を調整:
-
HIIT:インターバルを「20秒→30秒」に増やす or セット数UP
-
テンポ走:ペースを上げる、持続時間を延ばす
-
LSD:一定ペースで坂道など負荷のあるコースを使う
-
実戦形式:セット数を4→6セットへ(競技シーズンを想定)
🎯 成果として期待できる変化
-
試合後半でのスタミナ切れの防止
-
息が上がっても素早く呼吸が整う
-
ペアとの呼吸が合いやすくなる
-
パフォーマンスに集中できる時間が長くなる